加藤 巧 陶展
2016年3月5日(土) 3月13日(日)
11:00-18:00 [会期中無休]
■ 作家在廊日:3月5日(土)・6日(日)
私のやきものの手本は地元である瀬戸の馬の目皿や麦藁手の碗といった生活雑器、李朝の工芸、アラビアやイッタラの北欧プロダクト・デザインですので、使い勝手が良くシンプルで眺めても美しいものを作りたいと心がけています。
一方そういった日用の器作りと背中合わせ/隣り合わせの土の表現として、脆く、儚げで、壊れかけの、あるいは壊れたものにひかれる気持ちがあります。
今回の展示では、毎日お使いいただきたいカップやボウルなどの器とともに、かろうじて器の姿であるもの、器と呼ぶには危ういもの、でも確かに器としか言いようの無いだろうもの幾つかを出品させていただきます。どちらもご高覧頂けましたら幸いです。
加藤 巧 Ko Kato 1968年 愛知県瀬戸市生